2004年12月25日

新人冒険者養成講座

 D&D対応シナリオ『A Seven-game Match』の中のシナリオ、「新人冒険者養成講座」を少し前にプレイしたので、忘れないうちにここに書いておきます。

 プレイヤーは4人で、人間/レンジャー、人間/クレリック、エルフ/ローグ、エルフ/ウィザードというパーティー構成。全員1レベル。使用ルールは、日本語版コア・ルールブックのみ。能力値決定メソッドは、5d6を振って高いほうから3つを採用というのにしたので、能力値は全体的に高めでした。
 プレイヤーのうちの一人は、英語版にも手を出している経験者でしたが、D&Dは今回が始めてという人も含めて、全体的には、それほどルールには詳しくない面子でプレイしました。

 結果は、パーティー全滅でした。
 午前中にキャラクターを作成するところから始めて、実際のプレイ時間は4時間弱といったところでしょうか。ボスとの戦闘まではいったのですが。

 以下はシナリオの内容にまで踏み込みますので、気をつけて下さい。

(スポイラー注意!)
『A Seven-game Match』収録のシナリオ、「新人冒険者養成講座」のネタばれになります。


 全滅の原因ですが、やはり戦闘が厳しかったですね。ゴブリンならともかく、オークがあの数出てくると厳しい。

 最後の戦闘でレンジャーが倒れると、あとはもう総崩れという感じになりました。レンジャーが倒れたということ以上に、オークに戦線深く食い込まれたせいでレンジャーを治療できなかったことが大きいと思います。呪文は切れていても、ポーションはまだだいぶ余っていたので、ローグとクレリックでなんとか1、2ラウンド前線を支える間、ウィザードがレンジャーにポーションを飲ませることに成功すれば、戦況は変わっていたでしょう。

 チェインシャツで二刀流のレンジャー1人では、前衛を支えきれなかった。最初の戦闘の後、あまりに柔らかすぎるということで二刀流は放棄し、シールドとロングソードに持ち替えたら(呪文の援護もあって)ずいぶん硬くなったのですが、それならファイターの方がいいということになるわけです。
 パーティー構成で言えば、4人なのでウィザードは抜いて、前衛を増やした方が良かったかもしれません。あるいは、(どうせ1回限りのセッションなので)ウィザードはスペシャリストにするという方法もありました。あと一発ウィザードに呪文があれば、状況は変わっていたでしょうから。ローグの遠隔攻撃も今ひとつ功を奏していませんでしたから、工夫の余地があったかもしれません。

 なにより、ラストの戦闘の前に一度、村に戻って休息を入れるべきでした。NPC の口から助言を与えた方が良かったのかもしれませんが、DMも「まあ、いけるかな」と甘い見通しをしていたのでした。反省。
 久し振りのDMだったので、ルール処理能力が落ちているのをしみじみと実感しました。そのせいで、マスターリングに余裕がなかったのは間違いありません。

 シナリオの評価としては、戦闘はスリリングですが、敵がオークばかりなので少々単調に感じました。それから、タイトルをみると初心者用のシナリオのようなので、もうちょっとチュートリアルっぽく作っても良かったのではないかと。プレイヤーがセーヴィング・スローを振る機会がぜんぜんないというのは、ちょっと寂しいですね。分かりやすいローグの出番として、鍵のかかった扉とか、罠つきの宝箱とかあってもよかったし、アンデッドも出てくれば、クレリックはアンデッド退散ができますよね。あざといというか、わざとらしい感じになりますが、個人的にはそのくらいの方がいいと思います。

 シナリオ集全体の質は前作より向上していますが、造本的には、ざらざらの紙を使っていて紙質は前より悪くなっています。コスト削減のための努力ということなのでしょう。次が出たらまた買ってみたいと思っているので、頑張ってほしいところです。
posted by Glaurung at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | D&D3e, d20system | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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